
世界一周クルーズは人生で一度の夢の旅ですが、「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と後悔する方が一定数いらっしゃるのも事実です。数百万円という大きな投資をする旅行だからこそ、事前の情報収集と専門家への相談が成功と失敗を分けるポイントになります。
本記事では、実際に世界一周クルーズを経験した方々の「後悔の声」を分析し、その原因と対策について詳しく解説します。船選びから費用管理、寄港地観光まで、後悔しないための具体的なアドバイスをお届けしますので、これから世界一周クルーズを検討されている方はぜひ参考にしてください。
この記事では「個人的な準備不足による失敗談」を中心に解説しています。
世界一周クルーズのシステム上の欠点や、予約前に知るべきリアルなデメリットについては、以下の専門記事で詳しく解説しています。
▶︎ 世界一周クルーズのデメリットは?注意点や魅力の詳細を解説
・世界一周クルーズで後悔する人の共通点とは?
・費用や期間、船選びで失敗しないための鉄則
・専門家に相談することで防げるトラブル
世界一周クルーズで後悔する人の特徴とは?

- 世界一周クルーズで後悔する最大の理由
- 費用面での後悔を防ぐには?
- 期間選びで失敗しないポイント
- 高額プランを選ぶ前に確認すべきこと
- 長期旅行の費用を賢く管理する方法
世界一周クルーズで後悔する最大の理由
世界一周クルーズで後悔する最大の理由は、「期待と現実のギャップ」と「事前準備不足」の2点に集約されます。多くの方がパンフレットや広告の華やかなイメージだけで申し込んでしまい、実際の船内生活や寄港地観光の実態を十分に理解していないケースが目立ちます。
具体的な後悔の声としては、「長期間の船内生活に飽きてしまった」「寄港地での観光時間が短すぎて駆け足だった」「思わぬ追加費用が発生して予算オーバーした」といったものがあります。また、船酔いや体調不良への対策が不十分だったり、同室者や隣室の騒音問題でストレスを抱えたりするケースも少なくありません。
こうした後悔を避けるためには、まず自分のライフスタイルや性格に本当にクルーズ旅行が合っているかを冷静に見極めることが重要です。例えば、「毎日違う場所を訪れたい活動的なタイプ」なのか、「船内でゆったり過ごしたいタイプ」なのかによって、選ぶべき船や航路が大きく変わってきます。
最も効果的な対策は、クルーズ専門の旅行会社に相談することです。自分では気づかない適性や注意点を、プロの目線でアドバイスしてもらえます。
費用面での後悔を防ぐには?
費用面で最も多い後悔は、「旅行代金だけ払えば財布はいらない」という勘違いから生まれます。クルーズのシステム上、寄港地ツアーや有料サービスなどで追加費用が発生するのは当然のことですが、事前の予算計画(シミュレーション)を怠った方が、「こんなはずじゃなかった」と帰国後に後悔するケースが後を絶ちません。
主な追加費用としては、寄港地での観光ツアー代、船内でのアルコール代やスパ・エステ代、チップ(サービス料)、海外旅行保険、そして意外と高額になるのが船内のインターネット接続料金です。これらを合計すると、当初の予算から100万円以上オーバーすることも珍しくありません。
| 費用項目 | 目安金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 基本旅行代金 | 300万〜1000万円 | 部屋タイプで大きく変動 |
| 寄港地ツアー | 30万〜100万円 | 参加頻度による |
| チップ・サービス料 | 15万〜30万円 | 1日2000〜3000円程度 |
| 船内通信費 | 5万〜20万円 | 使用頻度で変動 |
| 船内有料サービス | 10万〜50万円 | アルコール・スパ等 |
費用面での後悔を防ぐには、まず複数のクルーズ会社のプランを比較検討することが不可欠です。早期予約割引やオフシーズンのプランを活用すれば、同じ内容でも数十万円単位で費用を抑えられる可能性があります。
また、寄港地での観光は、船会社主催のツアーだけでなく、現地で個人手配するという選択肢も検討しましょう。船会社のツアーは安心ですが、料金が相場の2〜3倍になることもあります。旅慣れた方なら「GetYourGuide」のようなオプショナルツアー予約サイトを活用することで、現地価格で質の高いツアーを予約できます。
期間選びで失敗しないポイント

世界一周クルーズの期間は、通常50日から120日程度が一般的ですが、この期間選びが満足度を大きく左右します。短すぎると「せっかく来たのに駆け足で終わってしまった」と感じ、長すぎると「船内生活に飽きてしまった」という後悔につながります。
期間選びのポイントは、自分の体力と性格を客観的に評価することです。例えば、60代後半以降の方であれば、100日を超える超長期クルーズは体力的な負担が大きくなる可能性があります。また、「じっとしているのが苦手」という活動的な性格の方は、寄港地の多い短期プランの方が満足度が高い傾向にあります。
さらに、日程に応じて訪れる国や地域が大きく異なるため、「どの地域を重点的に巡りたいか」という優先順位を明確にしておくことが重要です。アジアやヨーロッパを中心に巡るプラン、全ての大陸を訪れるグランドプラン、特定の文化圏(例:地中海文明)を深掘りするプランなど、選択肢は多岐にわたります。
こうした複雑な選択を自分だけで判断するのは困難です。クルーズ専門の旅行会社なら、あなたの希望や体力、予算に応じて最適な期間とルートを提案してくれます。
高額プランを選ぶ前に確認すべきこと
世界一周クルーズには、1000万円を超える超高額プランも存在します。こうしたプランでは、スイートルームや専属のバトラーサービス、ミシュラン星付きシェフによる食事、VIP専用ラウンジなど、最高級のサービスが提供されます。
しかし、高額だからといって必ずしも満足度が高いとは限りません。実際、「豪華すぎて逆に居心地が悪かった」「他の乗客との交流が少なく孤独を感じた」という声も聞かれます。また、船によっては「ドレスコードが厳しすぎて疲れた」「形式的なディナーが苦痛だった」という不満もあります。
高額プランを選ぶ前に確認すべきポイントは以下の通りです:
| 確認項目 | チェックポイント |
|---|---|
| サービス内容 | 自分が本当に必要とするサービスか |
| ドレスコード | フォーマルディナーの頻度と厳格さ |
| 乗客層 | 年齢層や国籍の傾向 |
| 船の規模 | 大型船か小型船か(雰囲気が異なる) |
| キャンセル規定 | 万が一の場合の返金条件 |
特に重要なのは、「自分の旅行スタイルに本当に合っているか」を見極めることです。例えば、カジュアルな雰囲気を好む方が超高級船を選ぶと、かえってストレスになる可能性があります。
長期旅行の費用を賢く管理する方法
1年間の世界一周旅行には、クルーズの場合でも1人当たり300万円から1000万円以上が必要です。この大金を効率的に管理し、無駄な出費を抑えるためには、事前の綿密な計画が不可欠です。
まず、船内での支出を管理するために、オールインクルーシブプラン(飲み物やチップが含まれるプラン)を選ぶことをお勧めします。これにより、「気づいたら船内で使いすぎていた」という事態を防げます。
また、寄港地での観光費用を抑えるためには、船会社主催の高額ツアーに全て参加するのではなく、本当に興味のある場所だけ厳選することが重要です。その他の寄港地では、自分で街を歩いて探索したり、現地ツアー予約サイトで手頃なツアーを見つけたりすることで、大幅に費用を削減できます。
さらに、緊急予算として旅行費用の10〜15%程度を余分に確保しておくことをお勧めします。予期せぬ医療費や、どうしても参加したくなった追加ツアーなど、柔軟に対応できる余裕があると安心です。
長期旅行の費用管理は複雑ですが、クルーズ専門の旅行会社に相談すれば、過去の経験に基づいた現実的な予算プランを提案してもらえます。
後悔しないために、プロ(JTB)に相談しましょう。詳細は以下の記事を確認してください。
失敗しない船選びの相談 ▶
世界一周クルーズで後悔しないための実践的対策

- 船内での洗濯問題と対策
- クルーズ旅行に必須の洗濯グッズ
- 年齢層を考慮した船選び
- 事前見学で失敗を防ぐ方法
- 世界一周クルーズで後悔しないためのまとめ
船内での洗濯問題と対策
長期間のクルーズ旅行で意外と見落とされがちなのが洗濯問題です。3ヶ月以上の旅行になると、衣類のケアが日常生活の大きな部分を占めるようになります。
多くのクルーズ船では、有料のランドリーサービスやセルフサービスのコインランドリーが完備されています。ランドリーサービスは便利ですが、長期間利用すると合計で5万円以上のコストになることもあります。一方、コインランドリーは費用を抑えられますが、混雑時には待ち時間が長くなることもあります。
賢い対策としては、以下の方法を組み合わせることをお勧めします:
| 洗濯方法 | メリット | 注意点・懸念 |
|---|---|---|
| ランドリーサービス | 手間がかからない、仕上がりが綺麗 | 高額(1回数千円) |
| コインランドリー | 比較的安価 | 混雑時の待ち時間、手間 |
| 客室での手洗い | 最も安価、好きな時にできる | 乾燥スペースが限られる |
実際に多くの経験者が実践しているのは、「下着やタオルは手洗い、シャツやズボンはコインランドリー、フォーマルウェアはランドリーサービス」という使い分けです。
クルーズ旅行に必須の洗濯グッズ
船内での洗濯を快適にするために、以下のグッズを持参することを強くお勧めします:
必須アイテム:
– 速乾性の衣類(ユニクロのエアリズムやドライEXなど)
– 携帯用の小型洗濯ロープ(浴室に張る)
– トラベル用の液体洗剤(小分けボトル)
– 折りたたみハンガー(5〜10本)
– 洗濯ネット(デリケート衣類用)
あると便利なアイテム:
– 圧縮袋(乾いた洗濯物の収納用)
– 速乾タオル(通常のタオルより3倍速く乾く)
– 携帯式の小型物干し
– 洗濯バサミ(風で飛ばされない工夫が必要)
特に速乾性の衣類は、洗濯の手間を大幅に削減できる最重要アイテムです。一晩で完全に乾くため、持参する衣類の量を半分程度に減らせます。
年齢層を考慮した船選び

世界一周クルーズの参加者の平均年齢は60代から70代が中心ですが、船によって雰囲気や年齢層が大きく異なります。この「船の雰囲気」が自分に合っていないと、長期間の旅行がストレスになってしまいます。
一般的な傾向として:
シニア層が多い船の特徴:
– 落ち着いた雰囲気、静かな船内
– クラシック音楽や講演会などの教養プログラム
– 健康管理サービスが充実
– 食事のペースがゆっくり
若い世代も多い船の特徴:
– 活気があり、エンターテインメントが豊富
– ダンスパーティーやスポーツイベント
– カジュアルな雰囲気
– SNS映えするデザインや設備
自分がどちらの雰囲気を好むかは、実際に船を見学してみないとわからないことも多いです。可能であれば、申し込み前に船の見学会に参加するか、短期間のお試しクルーズを体験することをお勧めします。
また、同年代の友人や配偶者との旅行なのか、一人旅なのかによっても、適した船が変わってきます。一人旅の場合は、ソロ旅行者向けのイベントや相部屋マッチングサービスがある船を選ぶと、孤独感を感じにくくなります。
事前見学で失敗を防ぐ方法
数百万円の投資をする前に、実際の船を見学できる機会があれば、必ず参加すべきです。豪華客船の見学会では、パンフレットだけではわからない細かな部分を確認できます。
見学時にチェックすべき重要ポイント:
客室について:
– 実際の部屋の広さ(パンフレットより狭く感じることが多い)
– 収納スペースの十分さ
– ベッドの硬さ・柔らかさ
– 浴室の使い勝手
– 防音性能(隣室の音が聞こえるか)
共用スペースについて:
– レストランの席の間隔
– デッキの広さと混雑度
– Wi-Fi環境の実態
– 喫煙所の位置(非喫煙者にとって重要)
その他:
– 船内スタッフの対応
– 他の乗客の様子や雰囲気
– バリアフリー設備の充実度
見学会では、クルーズプランナーやスタッフと直接相談できる貴重な機会です。遠慮せずに、気になることは全て質問しましょう。「こんなことを聞いたら失礼かな」と思うような細かいことでも、後で後悔するよりははるかに良いのです。
ただし、全ての船で見学会が開催されているわけではありません。見学の機会がない場合は、クルーズ専門の旅行会社に相談し、過去の参加者の生の声や詳細な船内写真を見せてもらうことをお勧めします。
世界一周クルーズで後悔しないためのまとめ
- 後悔の最大の原因は「期待と現実のギャップ」と「事前準備不足」です。
- 表示価格以外に100万円以上の追加費用が発生することを想定した予算計画が必要です。
- 期間選びは、自分の体力と性格を客観的に評価して決めることが重要です。
- 高額プランが必ずしも満足度が高いとは限らず、自分のスタイルに合った船選びが大切です。
- 洗濯問題は事前に対策を立てておくことで、ストレスを大幅に軽減できます。
- 船の雰囲気や年齢層が自分に合っているかを、可能な限り事前に確認しましょう。
- 見学会への参加や専門家への相談は、後悔を防ぐための最も確実な方法です。
- 寄港地観光は、船会社主催ツアーだけでなく、現地手配も検討することで費用を大幅に削減できます。
世界一周クルーズで後悔しないためには、十分な情報収集と専門家への相談が不可欠です。インターネットの口コミだけでは得られない、実践的で具体的なアドバイスを受けることで、あなたに最適なプランを見つけることができます。
また、寄港地での観光については、全て船会社のツアーに頼るのではなく、現地ツアー予約サイトを活用することで、費用を抑えながら充実した体験ができます。事前の計画と賢い選択によって、一生の思い出に残る素晴らしい世界一周クルーズを実現してください。
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